社会貢献活動

2018.02.05(月)チャリティーサッカー2017 ふれあい活動“グリーティングDAY” in 宮城(2日目)

年末恒例となった「チャリティーサッカー2017 ふれあい活動"グリーティングDAY" in 宮城」が12月16日(土)、17日(日)の2日間にわたって行われました。

2日目の17日(日)の会場は、宮城県登米市の東和総合運動公園グラウンド。18のJクラブから参加した31名の選手と3名のOBが、登米市・南三陸町の小学生・高校生約50名とともにサッカーを楽しみました。

参加選手は中野嘉大(仙台)、有薗真吾、江口直生、松本拓也(以上、秋田)、内藤友康、渡辺匠(以上、福島)、福井諒司(水戸)、夛田凌輔、宮崎泰右(以上、栃木)、坪内秀介(群馬)、岩上祐三、加藤順大、金澤慎(以上、大宮)、森谷賢太郎(川崎)、那須川将大(松本)、小柳達司(金沢)、二見宏志(清水)、佐藤寿人(名古屋)、青木翼、庄司悦大(以上、岐阜)、赤嶺真吾(岡山)、千葉和彦、廣永遼太郎(以上、広島)、清水健太(讃岐)、神山竜一、坂田大輔、實藤友紀、末吉隼也、堤俊輔(福岡)、加藤弘堅、福田俊介(北九州)、財前宣之、戸川健太、平野孝(以上、OB)。※所属クラブは参加時

登米市でのふれあい活動の前に、全選手・OBで南三陸町のさんさん商店街を訪問しました。商店街からは大きな津波被害に遭った防災対策庁舎も見えましたが、道路のかさ上げ工事が進み、だんだんと建物は見えなくなっています。道路や建物の造成工事は未だ途上で、6年9ヶ月が過ぎた今も復興は道半ばであることを選手たちは目に焼きつけました。

ふれあい活動では冒頭に大宮アルディージャの加藤選手が「ここに来る前南三陸町で災害の現場を見てきて、6年前を忘れないようにしようと思いました。今日は一日楽しくやっていきましょう!」と挨拶がありました。

パスからのシュート練習を行ったサンフレッチェ広島の千葉選手は小学生相手に「相手がシュートを打ちやすいパスを考えて出してあげよう」とラストパスの出し方を伝授。一方、福島ユナイテッドFCの渡辺選手は高校生を相手にゴールをつけた3対3のトレーニングで「(ボールを持っている選手は)ゴールを意識して、周りの選手はスペースをつくっていこう。守備側の選手も反対側のゴールを意識しよう」とゴールに向かう姿勢を強く意識させていました。ベガルタ仙台の中野選手は小学生相手の2対2のトレーニングで、「相手が前を向いている時に取りに行ってもやられちゃうので人に行き過ぎないで、相手が後ろや横を見ている隙を狙ってボールを取りに行こう」と相手からボールを奪いに行くコツを教えていました。それぞれのテーマに沿ったJリーガーの丁寧な教えを、小学生も高校生も真剣に聞いて、教わったことを実践しようと懸命に取り組みました。

ふれあい活動の最後にファジアーノ岡山の赤嶺選手から「自分も2011年の震災を仙台で経験しました。復興に向けて大変なこともありますが、協力できることはしていきます。僕らはピッチの上で頑張りたいです」と挨拶があり、南三陸町の県立本吉響高校サッカー部の三浦航汰キャプテンからは「今日は貴重な体験をありがとうございました。ボールをもらう前の動きのレベルの高さを感じました」とお礼の言葉があり、ふれあい活動は終了となりました。

朝の南三陸町訪問で、町の被災・復興状況を説明してくださった南三陸町役場職員で少年サッカーチームFCバリエンテでコーチを務める菅原大樹さんは「普段はプロ選手との交流はありませんが、こういう機会があることで夢や目標が広がるでしょうし、刺激になってありがたいです」と今回のふれあい活動への感謝を述べました。選手たちは地元の方からふるまいの豚汁をいただき、子どもたちや地元の方が手を振って見送る中、バスでグラウンドを後にしました。

【ふれあい活動後の選手コメント】
◆渡辺匠(福島)
自分の目で被災地を見ることが大事だと思いました。感じるものが多かったので、復興は逆に今からが大事だと自分の目で見ることで感じて、非常に貴重な時間を過ごせて訪問させてもらって良かったです。プレーする側と教える側で違う角度でものを見られますし、自分は引退しますが、現役選手は教えることで新たな発見があります。子どもたちも元気に活動してくれているので、発見の連続でありがたいと思いました。被災地の子どもたちには僕たちが想像できないような大変な苦労があったと思いますが、次への目標、活力を与えられるというサッカーには力がありますので、そうした中で成長していって欲しいと思いますし、こうして協力できることがあれば今後も続けて行きたいと思います。

◆中野嘉大(仙台)
なかなか思っている伝えたいことが伝わらず、教える難しさを感じました。自分たちのアドバイスの仕方次第で子どもたちが変わると思ったので、指導の重要性を感じ、指導者のおかげで今の自分があると思いました。毎回復興支援の機会がある度に、震災のことを思い出しますし、ベガルタ仙台でプレーしている以上復興のシンボルだと思いますので、そういう面でも頑張らなければいけないという思いにさせてくれて、ありがたい機会でした。仙台でプレーしているので、僕のことを知ってくれている人も多くて、向こうから来てくれる子も多かったので、リフレッシュできた面もありました。

◆小柳達司(金沢)
4~5年前に復興支援で来た時よりは復興は進んでいましたが、ここに住んでいる人たちにとってはまだまだなのだろうと思います。また来た時にもっと復興が進んでいる姿を見たいと思いました。子どもたちと触れ合うことで自分たちも楽しい気持ちになりますし、子どもたちも楽しんでもらえればお互い良いことだと思います。子どもたちにスムーズに教えることは難しいですが、指導者になった時にもっとスムーズにイメージできるようにしていきたいと思いました。

◆二見宏志(清水)
自分は実際に震災を体験していないので、何とも言えない部分がありますが、そういうことがあったことをしっかり理解しなければいけません。今は仙台を離れて清水にいますが、どこにいても見た感覚を忘れないようにしたいと思います。楽しく子どもたちと触れ合えたのは良かったです。簡単な言葉で子どもたちにわかりやすく伝えるというのはシンプルですが一番難しいと思いました。

◆千葉和彦(広島)
毎年夏に南三陸町に来させてもらっていますが、その度に街が変わって行く様子を見て、復興が進んでいると感じると共に、風情ある街が人工的に変わって行く寂しさも感じます。子どもたちは元気が良くてサッカーが上手くなりたいという意識がありましたので、ちょっとでも何かを感じ取って今後のサッカー生活に生かして欲しいです。教えることは難しさがあります。どうしたら練習の意図を汲み取ってくれるかなと思ってやりました。ちょっとしたアドバイスですぐプレーが変わるので教えていて楽しかったです。

◆神山竜一(福岡)
一度チャリティマッチで被災地に行きましたが、6年経った今でもなかなか目処が立っていないところもあります。そんな中でも皆さん前を向いてしっかり頑張っていると聞いて、自分たちが何ができるかと問われるとなかなか無いですが、サッカーで少しでも皆さんを元気にできれば良いと思います。子どもたちと触れ合うことで、子どもたちから元気をもらえてパワーになりました。教えることで自分たちも学べることがあって良かったです。自分たちでやるのと教えるのは全然違って、自分のことだけを考えるのではなく、子どもたちの主観で見て教えなければいけませんし、試行錯誤しながらできたのが良かったです。教えたことが現役でのプレーに生きてくると思いますので、良い経験にしたいと思います。

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